2022年6月14日発売
おしゃれとは何でしょう?
お金をかけて着飾ることも、ひとつのおしゃれです。
しかし、持っている服の色の組み合わせを変えてみたり、
仕事がもっと楽しくなる服装を考えたり、大好きな布を再利用したり……。
そんな暮らしの中から生まれた工夫こそが、
もっとも身近な「おしゃれ」なのではないでしょうか?
この本では、誰もができるおしゃれのヒントを集めてみました。
目次
巻頭言
花森安治 『スタイルブック』1946夏より
おしゃれと暮らしのヒント集
神津はづきさん 50代(刺しゅう作家)
年に数回のおめかし服より「毎日、ずっと」の家着こそぜいたくに
小川糸さん 40代(作家)
おしゃれは着飾ることではないから、体と心の声を聞き、自然体で装う
伊藤まさこさん 50代(スタイリスト)
服の力を借りて、気持ちをパッと切り替える
細山田亜弥さん50代(カフェ店主)
鮮やかな色を身に着けるだけで、心が弾んで、力が湧いてくる
オードリー・フォンドゥカヴさん40代(アーティスト)
古い服と長く付き合う。新しい服は地球の負担を考えて
窪田健吾さん 30代(セミオーダーシャツ店店主)
服は道具の一つ。使いこなせるかどうか、細部まで吟味して選ぶ
浅野庸子さん 70代(古道具店の店番・作家)
生き方も装いも誰かが決めた「相応」は気にしない
石原文子さん 40代(器店店主)
衣食住はいつもひとつながり。普遍的な良さがあるものをそばに
夏の気分をあたまにのせて
町の帽子屋さん ★
色合わせで、手持ちの服が新鮮に
配色レッスン 2022年版
海辺の町のファッションスナップ
いつだって、おしゃれは楽し
ほんの少し変えるだけで
初めて出会うわたし
上杉浩子さん 50代(織作家)
真紀子さん、有紀子さん 40代(パン職人)
トミヤマユキコさん 40代(文筆家)
佐藤友子さん 40代(オンラインショップ店長)
装いに小さなスパイスを
ブローチと髪飾り
染みができてもいとおしい
テーブルクロスをエプロンに
小さななかにも豊かな世界
ボタンものがたり
小さなコツで丈夫に長持ち
ボタンつけのおさらい ★
古布に命を吹き込むアップリケ
布のかけら、花の途中 ★
直線裁ちでつくる日常着
石徹白のはかまパンツ
少しの手間で見違える
靴のお手入れ便利帖 ★
★は『暮しの手帖』に掲載された記事を再編集しました。