2023年3月22日発売
健康とは「病気ではないこと」だけではありません。
体も心も、そして社会も健全であること、そして、それは「幸せ」への入り口の一つなのかもしれません。
この本では、健やかな毎日を送る方々の習慣や、料理、運動など、さまざまな視点から「健康」について考えました。『おしゃれと暮らし』に続く好評シリーズ二冊目です。
牧野富太郎監修の「日本の花」や「日本の鳥」を収めた小冊子も付いています。散歩のおともにどうぞ。
目次
●巻頭言 花森安治「健康トハ……」
●世界保健機関憲章前文
●朝・昼・夜のストレッチ
中野ジェームズ修一
●朝の健康法
吉本ばななさん
50代(小説家)
無理はせず、定期的なメンテナンスで不調を未然に回避します。
齋藤菜々子さん 30代(料理家・国際中医薬膳師)
普通の食材でできる薬膳で、健やかさを手に入れます。
ワタナベマキさん40代(料理家)
104歳までハツラツだったおじいさん直伝にんじんジュースを10年飲み続けています。
●昼の健康法
黒木公美さん
40代(ノルディックウォーキングインストラクター)
日々のノルディックウォーキングで体と心を健やかに保ちます。
ウー・ウェンさん50代(料理家)
人と接するときは姿勢良く、声を大きく。それだけで「元気」はつくれます。
名倉加代子さん 80代(舞踊家・振付家)
歯磨きタイムも“ながらストレッチ”でいまより動ける、元気な体に。
●夜の健康法
かわいきみ子さん70代(服飾デザイナー)
仕事が一段落したら、目や手足の「ほぐし」を心がけています。
佐藤景子さん40代(植物療法士)
飲む、塗る、温める。植物の力で体と心のケアを。
イザベル・ボワノさん40代(イラストレーター・アーティスト)
「処方する」ようにハーブティーを飲み、自然の中を1時間は歩きます。
●「おいしい」をつくる練習帖
理論編/和田有史(立命館大学食マネジメント学部 教授)
実践編/近藤幸子(料理家・管理栄養士)
最も手軽な健康法
●散歩のすすめ
一日8000歩、中程度活動20分が病気予防の目安
青栁幸利(東京都健康長寿医療センター研究所)
正しい歩き方は立ち姿勢を見直すことから
黒田恵美子(健康運動指導士)
●五十嵐さんの健やかな器
じょうずに眠る快眠のコツ ★
つらい腰痛を治すには ★
冷え性に悩む人が増えています ★
生活の質を低下させる便秘を治すには ★
●地域を健やかに結ぶ、沖島の佐儀長
対談
●健康って何でしょう?
稲葉俊郎(軽井沢病院院長)
阿川佐和子(エッセイスト・小説家)
●特別付録 散歩の楽しみ
「日本の花」監修・牧野富太郎 ★
「日本の鳥」文・内田清之助 画・小林重三 ★
★は『暮しの手帖』に掲載された記事を再編集しました。