別冊 食事と暮らし

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2023年7月10日発売



暮らしの中で、料理は家事の一環です。
料理をしながら、家族の健康や、洗い物を減らすこと、お金を節約すること、そしてもちろん、おいしく食べてもらえるようにと考えて……。さまざまな工夫が重ねられています。それが、1日3度、1年だけでも1095度も続くのです。料理だけではありません。日々の食事には、安心できる食材や楽しく食べる環境も必要です。
それらが普通に満たされていることこそ、一番の「ごちそう」なのかもしれません。


目次

●巻頭言 「3度の食事」

●おいしい俳句 一季一膳
監修・解説/佐藤文香さん 俳人

●工夫を重ねて、3度の食事
植松良枝さん 40代(料理研究家)
「大人も子どもも笑顔になる食卓を楽しんでいます」

しらいのりこさん 40代(料理研究家)
「体も整い、どんなおかずにも合う米食が基本です」

長谷川あかりさん 20代(料理家・管理栄養士)
「最低限の食材と道具で工夫することも楽しみの一つです」

iori
園部曉美さん・中園五月さん 70代(精進料理ユニット)
「大豆製品や野菜をフル活用して精進料理を」

樋口直哉さん 40代(作家・料理人)
「ロジックを知ると失敗は減りおいしくなります」

食卓の小さな主役
●器好きの箸置きと豆皿
森谷美保さん 美術史家
丸山敬太さん ファッションデザイナー
城 素穂さん  スタイリスト
串岡慶子さん 箸置きコレクター

●ワンピースみたいなエプロン ★

●瀬尾幸子さん 野菜が主役のかんたんレシピ ★

●口から食べることの大切さを考えておこう
小山珠美さん NPO法人「口から食べる幸せを守る会」理事長・看護師

特別編集「おいしいエッセー」
●すてきなあなたに 夏から秋 旬の食材カレンダー付き ★

●「団らん」が生まれる食事室
団らんと食事室の歴史と変遷、そして今

表 真美さん 京都女子大学発達教育学部 教授

暮らしに沿う工夫から生まれる
現代の「団らん」が生まれる食事室

辻村 円さん(発酵料理家)
枦木 功さん(カメラマン)
奥田達郎さん(awai KIYOSHIKOJIN オーナー)

●台所道具の手入れ ★

長崎・雲仙で自家採種をする岩﨑政利さん
●種から育み、野菜と暮らす

★は『暮しの手帖』に掲載された記事を再編集しました。