今日拾った言葉たち

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武田砂鉄 著
2022年9月刊
四六判/並製/240ページ
ISBN978-4-7660-0227-0



気鋭のライターが、不安だらけの現代を問う!新聞、テレビ、ラジオ、書籍、雑誌、SNSなどから、著者の心の網にかかった言葉を拾い上げ、その裏に隠れた本質に根気よく迫る『暮しの手帖』の人気連載が、充実の一冊になりました。2016~2022年上半期分に大幅に加筆し、書き下ろしコラムや総論を収録。人々が発する言葉の意味や、そこに映る「今」を見つめます。

目次

まえがき

2016年
コラム① 記憶を確認するって
コラム② まだ生きてるよ
  2016年総論

 

2017年
  コラム③ 動物霊が憑いている
  コラム④ 朝からステーキ
  2017年総論

2018年
  コラム⑤ ガソリンスタンドトーク
     コラム⑥ 淋しさマガジン
  2018年総論

2019年
  コラム⑦ ビューティフル・ハーモニー
  コラム⑧ まだなんとかなる
  2019年総論

2020年
  コラム⑨ ホント久しぶりすぎてヤバイ
  コラム⑩ オレも呼ばれるかな
  2020年総論

2021年
  コラム⑪ 「砂鉄さん、これどうぞ」
  コラム⑫ どこかにはある!
  2021年総論

2022年 上半期
  コラム⑬ 我慢できない

あとがき

 
著者

たけだ さてつ
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014 年よりライターに。新聞への寄稿や、幅広いメディアでの連載を多数執筆し、事件、事故、社会問題への違和感を追究し続けている。近年は、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍する。著書の『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、のちに新潮文庫)で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。他に『日本の気配』(晶文社、のちにちくま文庫)、『マチズモを削り取れ』(集英社)、『べつに怒ってない』(筑摩書房)などがある